現在は信楽高原鉄道として存続しているが、当時1往復C58の短い貨物列車が、片道15㎞の山道を走っていた。亀山からD51貨物の後ろにくっついて、柘植まで補助作業をしたのち、ターンテーブルで方向転換し(ターンテーブルの写真は関西本線ページで紹介)単機で草津線の貴生川駅に行く。貴生川で貨車をつないで信楽まで行き、折り返し貴生川に戻り、柘植からD51貨物の後ろにくっついて、亀山に帰っていた。写真にも紹介しているが登り勾配が33‰のかなりきつい坂になっており、迫力ある姿が見られた。関西本線から近いものの、一往復の効率の悪さから、廃止ぎりぎりの一回のみの訪問に終わった。


時刻表

列車運用表


信楽線の写真

1973/9/2 信楽線 貴生川-雲井駅間
OLYMPUS 35S FUJI NEOPAN SS
貴生川の駅から撮影ポイントを探して歩く。33‰(パーミル)の登り勾配


信楽線の写真

1973/9/2 信楽線 貴生川-雲井駅間 貨591列車 C5866
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
最初で最後の信楽線。この時期ツバメのマークがついた66号機がゆっくり登ってくる


信楽線の写真

1973/9/2 信楽線 貴生川-雲井駅間 貨591列車 C5866
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
初めてにしてはいい撮影ポイントであった、C58が苦しそう


信楽線の写真

1973/9/2 信楽線 貴生川-雲井駅間 貨591列車 C5866
FUJICA ST801 EBC FUJINON F1.8 55mm FUJI N100
残念ながら信楽線の写真はこの3枚のみ。この後関西本線に戻った


現役蒸気


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